ご覧いただきありがとうございます。 こちらは、1912年 岡倉天心 茶の本 The Book of Tea です。 岡倉天心は明治期に活躍した思想家です。 The book of tea(茶の本)は彼の代表作で、1906年に初版が出版されました。今回の出品させていただくのは、1912年のものになり、かなり初版に近いものだと思います。英語で書かれたこの作品は、西洋における日本茶文化の理解に大きな役割を果たしたと言われる名著です。 明治45年に出版されたこの本は今ではあまり出回っておらずとても貴重です。 「茶の本」は英語で発表された書籍であり、明治時代に、日本人が英語で著した数少ない文献として、新渡戸稲造「武士道」と並んで重要視されています。また、当時まだ知名度の低かった日本の茶道文化を世界に知らしめた作品として、欧米を中心に高く評価され近年日本でも注目されています。 見つけるのが困難です。 ハードカバー 160ページ 110年前の書籍ですが良い状態です(^^)