現行のE"MIOとは全く異なるオルガ女史期のE"MIOです。 恐れ入りますが、お値段の値引き交渉はお控えいただくようお願い申し上げます。 数年前に都内百貨店で購入しました。 税込40万円程だったと記憶しております。 画像の通りベルルッティ特有の小傷はございますが大きなダメージ無く綺麗な状態です。 サイズ：W41cm×H29cm×D13cm 付属品：クロシェット・ショルダーストラップ・保存袋 マダムオルガ絶頂期の『E’Mio』 Berlutiのアトリエでこの鞄が生まれた瞬間、そのあまりの美しさにアトリエ内の職人の一人が「これは俺のだ！！」（イタリア語でE’ Mio！！）と叫んだことから名付けられたという逸話が語られる鞄。思わず見惚れてしまうそのデザイン 存在感 気品とも言うべき高級感。ブリーフケースの中では最高峰であり傑作であると思います。 巷には「一生モノ」という言葉が安く使いまわされていますが、この鞄には数年後、数十年後、振り返ったときに、すべての傷やスレ、汚れまでも含めて「経験」として刷り込まれて、唯一無二の自分の相棒へと成長していくという確信があります。 それはベルルッティの代名詞であるベネチアン・レザーではなく、油分を多く含んだ、厚く柔らかいヴィテッロ・トランクレシーヴォ・レザーを使っていることからも経年変化を含め愛してほしいというブランドのメッセージとして汲み取れるのではないでしょうか、このレザー専用のベルルッティの取扱説明書にはこう記載があります。 『昔ながらの方法で十分に時間をかけて植物性の染料で染めたので、明るく魅力的な光沢が出て、革の微妙な色合いが全部引き出され、丈夫でしなやかなバッグになりました 』と。 このレザーはマダムオルガがベネチアレザーの次に開発したレザーですが、プレタポルテから退任をしマダムオルガがビスポーク専門となったタイミングで非常に手間と時間がかかるため供給が賄えず、在庫のみの販売となり現在は廃盤となっております。オイルドレザーですので些細な傷もブラッシングで簡単に消えます。またベネチアレザーと比較して水にも強いため小雨程度では気にせずにご使用頂けます。非常に厚みと弾力があるレザーで、革を育てる喜びをダイレクトに感じさせてくれる素晴らしい素材です。非常にアンティークな色合いに仕上がっております。