長岡鉄男氏が唯一日本にもドイツＲＦＴを凌ぐユニットがあると断言した幻の銘機ＡＳＨＩＤＡＶＯＸ アシダボックス 6P-HF1がこれです。 銘機と称されるのはこのロクハンのユニットでして8インチのものもありますが8インチよりバランスがいいといわれています。 1960年発売時860円という性能にそぐわない価格帯でしたが、手の込んだ製造と音質を認められた現在は約100倍の価格帯で取引されています。 そのあまりにも薄い美濃和紙のフィックドエッジゆえ、現在の美濃和紙職人では漉けないという超々貴重な芸術品です。 ご存じの通り、美濃に限らず和紙は主に楮の繊維と糊（植物由来）を使いますがあまり薄くすると糊が乾燥により硬くなります、スピーカーのコーンには和紙は最適ですがフィックドにするには薄くするのですが経年では入力を高くするとたわみに耐えきれずひび割れクラック）が生じます。 これを防止するために、液体ゴムと和紙用糊をまぜ、それを3倍に希釈してＡｍａｚｏｎ購入の0.03ｍｍの和紙をちぎって完全に溶かして眉筆で慎重にのせて行きます陰干し3日で仕上がりますが、濡れたような仕上がりですが完全乾燥してＭａｘｐｏｗｅｒにも余裕のストロークで耐えきります。 エンクロージャーはこのユニットに合わせてアンダーバスレフダクトで特注しました。 木目を生かしてブライワックスでオールド処理しました。 https://youtu.be/zKFUcIUFOXU←試聴用YouTubeです！