自然の美しい風物である花鳥風月を描いた、華やかながら清楚で上品な京友禅の振袖です。 やわらかく優しい色合いと、他ではまず出会うことがない雅なデザインが素敵な振袖で、周囲の方にも凄く誉めて頂いたのを良く覚えています。 落ち着きのある色合いは成人式後も気兼ねなくずっと使用できる嬉しい振袖です。 絹の質や量は勿論のこと、京友禅の特徴の一つである、積極的に施された刺繍や金箔などの豪華さを見ても、お着物を作る上でかかっている材料費から、手間や技術に至るまで、昨今のお値頃な振袖とは異なることと思います。 京友禅が公家や京の豪商などに愛されていたというのにもお分かりいただけるはずです。 「花鳥」は観賞の対象となり、詩歌、絵画などの題材とされる自然の景物の代表としての"花"と"鳥"を意味し、「風月」は自然の風景の代表としての"風"と"月"を意味します。狭義には"清風"と"明月"をさします。 現時点で手放すことをまだ少し悩んでいるため、もし突然出品を取り止めてしまうようなことがありましたら申し訳ありません。