仕様：89年製Ibanez RG570のネックになります。

前期型ティルトジョイント仕様のRGネックです。

ジョイントは87年～93年にみられるティルトジョイントになっていますので、指板の22フレット以降がボディに乗っかる構造になっています。

ヘッドは後退角があり、スカーフジョイント仕様。

ヘッドはブラックボディに対応した、ブラックヘッドになっています。

ネックエンド部分にRG550RのスタンプがありRG550とネックは共用しているのがわかります。

あとちなみにRG560も同じネックでOKです。

もちろんフジゲン製です。



スペック

レギュラースケール(648ミリ)、つば出し24フレット。

仕様はメイプル、ローズ指板です。

ヘッドはブラック、ネック裏はハーフマットフィニッシュです。

指板は結構フラットでネックグリップは薄いCグリップといういわゆるIbanezでいうWizardというネック形状です。

ネックエンドはラウンド形状です。

フレットはジャンボフレットです。

ナットは裏止めロックナット対応です。

ペグはビス穴斜めだしのロトマチックペグに対応します。

ジョイントは当時のIbanez特有のティルトジョイント4点止めです。

サイズ：ネックエンドのサイズは幅56.43mm、厚さは26.10mm(フレットは含みません)、ナット幅は44.0mmです。

コンディション：少々使用感はあるもののそこまでひどくはなく、ヘッドは磨きをかけましたのでそれほど大きな傷はありませんが、先端に塗装欠けがちょっとあります。

ネック裏はそこまでひどい傷はありません。

Ibanezネックで多い、裏止めロックナット装着部位のクラックは写真にありますように深く木部に達してはいませんがあります。

使用に問題はありませんが、この部位を気にされる方の入札はやめた方がよろしいです。

ネックの状態は現状でストレートで、ロッドは左右に回り余裕もあります。

フレットは軽微な段減りが1～3弦部分にあり、それでもジャンボフレットで7割程度の残があります。

メンテナンス：フレットはまあまあ綺麗でしたので、外観磨き、指板レモンオイル塗りを施しています。

送料は、ゆうパック100サイズです。

後期のオールアクセスジョイント仕様のRGネックは下位機種のRG3系もRG5系も共用していますが、前期型RGネックは下位のRG3系ですと22Fネックになってしまうので、RG5シリーズ以上からとらなければならないので希少です。